漫画紹介「左利きのエレン」

漫画紹介「左利きのエレン」

ドラマも始まったデザイナーが中心人物の漫画ということで、これは早速取り上げなければと、急いでまとめてみました。

以前にところどころ読んだことがあって、広告デザイン業界はこのようなところなのだろう、この漫画は広告代理店の働き方を中心にしているのだろうと思っていましたが、今回改めて単行本を全巻購入して一気に読んでみました。

  • 左利きのエレン(リメイク版)漫画
    • 作者:かっぴー 作画:nifuni
    • 出版:集英社  ジャンプ・コミックス+

うん、テレビが映像化したくなるようなドラマチックな物語でした。どうやら私が読んでいたのは、この漫画の一部である広告代理店内のシーンを偶然に読んでいたようです。物語は広告代理店クリエイティブ局所属の男性と、題名になっているエレン(女性)、彼らの同級生や友人を中心に進み、高校生・大学生のころ、会社に入って新人だったころ、30歳近くなって仕事は一人前になっているころのエピソードが行ったり来たりします。広告代理店の話は一部にすぎませんでした。

内容は典型的な少年漫画です。熱い友情、ぶつかり合う個性、多くの印象的で強烈なキャラクター、登場人物の成長エピソードなど、熱い熱い展開です。「強敵」と書いて「とも」と読む、みたいな物語が好きな方にはピッタリでしょう。

漫画やドラマはデザインの参考にしたり、役立てたりするものではなく、純粋に物語を楽しみましょう。

こんな人におすすめ:ピンポイントで広告代理店クリエイティブ局を目指している人、少年漫画の熱い展開が好きな人、佐藤可士和が好きな人

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