岡崎世界子ども美術博物館で 2019年10月5日(土)~12月15日(日) に開催されていた、「 高橋綾のあそぶデザイン展」に行ってきました。
今回の子ども向けの玩具をデザインしているのは群馬県立大学美術史学科教授の高橋綾(たかはしりょう)氏。子供向けの玩具をこれまでも多く制作している方です。
子どもの創造性や発達を促すなどの効用面もあるのでしょうが、実際の玩具を前にした子供を見ていると、純粋に楽しんでいることが良く分かります。それも2~3歳ぐらいの歩き始めた子から小学校中学年の10歳ぐらいまでと広い年齢層の子が、同じものを見て同時に楽しめています。ものによっては大人でも十分楽しめます(私のお気に入りはラインですが、こどもは遊んでいなかったような。。。)。
一人のデザイナーが企画、デザインした玩具が、これだけ一堂に会しているのは珍しいのではないでしょうか。すべてのもので質が高く、子供がたちが大はしゃぎして遊んでいる様子から、しっかり子供が興味を持つようにデザインされていることが分かります。
会場の岡崎世界子ども美術博物館は親子造形センターも併設していて、そちらでは粘土細工やお面などを制作するワークショップが毎週末のように開催されているようで、訪れた当日も親子連れで大変にぎわっていました。岡崎は街として大きすぎず、でも文化施設は充実しているなど、子育てには大変良い環境と感じます。
- 展示品リスト(高橋綾)
- サンドイッチ
- アンテナ
- おもいやりの柱( Pio Ryo 高橋綾 下山はじめ)
- ライン
- ピカ2
- タマムシ
- スフィア
- メッセージブロック
- カクンクネリ
- マテリアル100の積み木
- スフィア・ミニ
- ノボルノカタチ(柴崎南奈と高橋綾)
- スイジングスウィング
- コスモスライダー
- はねはらいとめ
- ツミキノコ
- 虹のクネリ
- ピタチュウ
- コルクノコマ
- カレンダーの積み木
- 光虫
- アカリノパズル
- ボブスレー
- 資源のキューブを作ってみよう!
- アカリダマのツミキ
- コスモスキ ( Pio Ryo 高橋綾 下山はじめ)
- アカリダマノウゴキ(菊池誠と高橋綾)
- 風雅 展示品(違う展示室にて)
- 大円盤惑星(高橋綾)
- eARTh#19-10(三木祥子)
- なにこれなにこれ(酒井正)
- 多方向重力空間の子ども発射台(下山肇)
- あそびのかたち(高須賀昌志)
- 木のケーキ(菅野麻依子)
- あそびやすらぐ(奥田祥吾)
- もくむくパズル(淡野哲)
Oakazaki World Children Art Museum
Ryo TAKAHASHI Play Design Exhibition
- Sandwich
- Antenna
- Pillars of Compassion
- Line
- Pika2
- tamamushi
- Sphere
- Message block
- Kakun Kuneri
- 100 blocks of material
- Sphere mini
- Climbing shape
- Aerial swing
- Cosmos slider
- Hane harai tome
- Tsumikinoko
- Rainbow Knelli
- Sticking pillars
- Cork made top
- Calendar building blocks
- Hikachu
- Light puzzle
- Bobsled
- Let’s make a cube of resources
- Light ball blocks
- Cosmosuki
- Moving light ball
- Fuga Great disk planet(Ryo TAKAHASHI)
- eARTh#19-10(Shoko MIKI)
- Something like it(Tadashi SAKAI)
- To infinity and beyond!(Hajime SHIMOYAMA)
- Shape of play(Masaki TAKASUKA)
- WOODEN CAKE(Maiko SUGANO)
- RELIFE-Playing(Shigo OKUDA)
- moku muku puzzle(Tetsu AWANO)
変更:2020.02.01 誤字脱字修正、一部加筆。